アアルト建築をデザインのモチーフに 北欧インテリアが素敵に馴染む温かい家
No.465
事例情報
- 建物
- マンション
- 間取り
- 3LDK→1LDK
- 面積
- 88㎡
- 工事
- 全面改装
- 場所
- 芦屋市
- 費用
- 約2,783万円
20年ほど暮らしたマンションのお部屋を一新したいというご依頼で全面リフォームをさせていただきました。イメージされていたのは北欧の家具やインテリアが素敵に馴染む温かみのある空間。特にアルヴァ・アアルトの建築やプロダクトがお好きということで、曲線で仕上げた下り天井は、アアルトがニューヨーク万博のフィンランド館を設計した際に設置した「うねる壁」をモチーフにデザインさせていただきました。セレクトされたキッチンもリブパネルのあしらいがどこかアアルト的。ムーミンのマグカップをコレクションされている奥様のために専用のキャビネットもオリジナルで作らせていただきました。キッチンの壁のタイルも奥様のこだわりで、一緒にショールームを訪ね、アドバイザーの意見も伺いながら色を吟味。この色は3割でこの色は2割と、選ばれた4つの色の配分を決めていきました。間取りは以前よりもシンプルに。廊下をなくして洋室を取り込み、キッチンをオープンに配置して開放的なLDKに。2つ並んでいた洋室もひとつにし、大容量のWICを設けて玄関からも出入りできるようにしました。寝室はホテルライクな雰囲気。季節やイベントごとにインテリアを変えて、暮らしを楽しまれているそうです。