マンションの一室に和の真髄を
No.459
事例情報
- 建物
- マンション
- 間取り
- 4LDK→4LDK
- 面積
- 94㎡
- 工事
- 全面改装
- 場所
- 愛知県岡崎市
- 費用
- 22,857,200円
斜めを取り入れた間取りで不便を解消。意匠は「聴竹居」に倣って大正レトロに
ご依頼いただいたのはお父様から譲り受けられたマンションのリフォーム。偶然、住んでおられたマンションと譲り受けられたお部屋の間取りがほぼ同じであったことから、狭い洗面スペースや使い勝手の悪いキッチン、収まりきらない大量の本の置き場所など、これまでに感じていた不便をリフォームで解消したいと希望されていました。
部屋数を整理し、広いパウダールームとウォークスルークロゼットを住まいの中央にレイアウト。斜めに配置することで回遊性を高め、この2つの空間をハブに住まいのどこへでも最短距離でアクセスできるように工夫しました。3方が壁に囲まれていたキッチンはアイランド型に変更することでスムーズに作業ができるように。大量の本もLDKに造り付けた壁面収納にすっきりと収まりました。
意匠はお客様の希望で、京都府大山崎町にある「聴竹居」に倣って大正レトロな雰囲気に仕上げています。玄関横に備えた茶室も気に入っていただいており、「障子を開ければLDKと繋がる開放的な空間に、閉めれば障子から優しく灯りが漏れる幻想的な空間に。私たちのお気に入りの場所になりました」。